検索順位を上げるポイントとして、キーワードの選び方は重要です。世間ではGoogle広告(旧アドワーズ)にある「キーワードプランナー」というシステムが便利と噂されていますが、登録もややこしいし、機能やみるところも難しくて個人的にはとても使いにくい。
広告単価や検索ボリューム数などの情報が得られるのは魅力ですが、もっと手軽で簡単に使えるキーワード検索サイトはないのかと探してみた結果、使ってみて「使いやすいし結果でる!」と思ったものをご紹介します。
目次
キーワードのボリューム数がわかる「aramakijake.jp」
PV数を多く獲得するにはキーワード選びが大事です。実際にどれだけの検索数があるのかで、人々がネットで欲している需要カテゴリがわかります。まず、自分が狙っているキーワードにどれだけのヒット数があるのかを「aramakijake.jp」でざっくりと把握しましょう。
例えば「デザイン」とひとつを取っても、「グラフィックデザイン」なのか「デザイナー」なのか、このあたりの細かいワード違いで全然変わってきます。この3つのうち、どのワードの検索数が一番多く、今後アクセスが伸びそうなのか、といった「今後の伸び率」についても考えていきます。
まずは「デザイン」で検索予測してみたところ、GoogleとYahooでの検索ボリュームはこう出ました。
ざっくり約6万としましょう。では、「デザイナー」では?
ざっくり約1万5000。人気のキーワードは「デザイン」に軍配が上がりました。どちらがより多くのユーザーを獲得できるのか、それは「デザイン」の方です。こんな感じでヒット数の高いキーワードを狙っていくとアクセス増加の近道になります。
ただし、このままでは検索数が多すぎて、デザインの何を知りたいのかがわかりません。単純に「デザイン」だけを検索すると、膨大なデザイン関連の情報サイトが人気順に並んでいると思います。そこで次のステップです。「デザイン 〇〇」という、第2キーワードを選び、よりユーザーを絞っていきます。
「関連キーワード取得ツール」で第2、第3キーワードを選ぶ
第2キーワードを選ぶなら、関連キーワード取得ツール(仮名・β版)というツールが使いやすいです。最初の検索画面で、先ほど決めた「デザイン」というキーワードを入力し、取得開始ボタンを押します。すると、次のページに第2キーワード候補がずらりと並びます。
この中で重要なのは、トップにある「Googleサジェスト」という項目に並ぶ第2キーワード。これが最も検索数の多いキーワードになります。この中から自分の記事にマッチしたキーワードを探します。この中にないとすれば、その記事は人気がなく、なかなかアクセスが集まらない記事になる可能性が高いです。
次に、第3キーワードを選出します。先ほど選んだ第2キーワードに加え、新しい関連ワードを追加します。例えば、第2キーワードが「ソフト」だとすれば、「デザイン ソフト」と検索ボックスに入れ、再度取得ボタンを押します。そして検索結果画面に出てくるGoogleサジェスト枠の第3キーワードをチェック。例えば「デザイン ソフト 無料」だったとすれば、このキーワードの順番で記事のタイトルを考えます。
もし記事のタイトルと記事の内容がマッチしていて、尚且つ検索者に有益な情報だとすれば、間違いなくそのページはアクセスが集まり、自動的に検索上位へ押上げられます。
Googleサジェストとは?
Googleの検索画面で出てくる予測ワードのこと。例えばGoogleの検索枠に「デザイン」と入れれば、「デザイン 〇〇」と言った予測変換がずらっと並びます。これがGoogleサジェストです。
トレンド記事を書くなら「Googleトレンド」で検索しよう
もう一つ、同じように検索ボリュームを調べることができる「Googleトレンド」というオンラインツールがあります。他のツールとの違いは「今日のトレンド」「昨日のトレンド」「今週のトレンド」「今年のトレンド」というように、現在から過去までの検索によるトレンドキーワードとテーマを見ることができます。いわゆる「バズってる」ワード。今、何が一番検索されているのかを知るツールです。
ここで出ているキーワードに対する記事を書けば、記事のバズ化が期待できますが、トレンド系の記事というのはプロも参入している競争率が高いカテゴリ。いつ何がバズるかは世論次第という博打的な面もあります。
簡単にキーワードの「旬」を見ることもできますので、もし自分が使いたいキーワードがあれば検索してみることをお勧めします。まず初めの画面でキーワードを検索し、次の画面の「比較」のところに迷っているキーワードを入力してみてください。どっちが人気なのか一目瞭然です。
一応紹介:Google広告の「キーワードプランナー」とは
旧Google AdWords、現Google広告で検索すると出てきます。最初に広告を出す段取りを設定しないといけないのですが、広告登録後、設定画面で「広告を停止する」にすれば、無料で使えます。
これは何かと言うと、自分が調べたいキーワードがどのくらい検索されて、何人ぐらいが見ているのかという事がわかるシステムです。さらに、追加キーワードの候補も挙げてくれます。
一つのキーワードを検索すると、そのキーワードが「高」「中」「低」と書かれています。「高」は検索頻度が高いということ。多くの人が求めているキーワードです。さらに、ずらっと追加キーワードの検索結果が出ます。例えば「デザイナー」と検索すると、「デザイナー 学校」「デザイナー 求人」というように、デザイナーと検索した人が次にどんなアクションを起こすのかが一目瞭然なわけです。
このサイト、アフィリエイターの間では有名なサイトらしいのですが、私はアフィリエイターに教えてもらうまで知りませんでした。普通に一般の会社マーケティングにも使えると思います。新商品開発とか。ITは使わないと損ですね。
番外編:マーケティングには博報堂の「生活総研」も便利
マーケティングでは有名なサイトとして、博報堂が無償公開している「生活総研」というサイトがあります。人々の生活傾向のデータが過去から現在まで詳細に載っています。最大手広告代理店が集めたマーケット情報は一見の価値あり。ピンポイントで検索することも可能なので、是非活用しましょう。
PV数増加の鍵はWebマーケティング
Webサイトは作って終わりではなく、運用していく事で価値が生まれるもの。独自のコンテンツを増やし、ブログや情報を更新し、会社が育つように色々と手間をかけて運用していくことで検索順位に反映されます。
HTMLで作ったサイトの場合は、正しいマークアップが重要と言われていますが、それよりもコンテンツが重要視されていることは間違いありません。人が読みたくなるコンテンツを、クローラーにも理解してもらうため、マークアップが大事なんですね。
WordPressなどのCMSを使っているなら、ほとんどがSEO対策済みかと思いますので、PVが伸びないなら記事やコンテンツが良くないのではないかと疑ってみてもいいと思います。
Googleのクローラーは年々進化しており、きちんと文章の構成や内容まで理解しているようなので、中身のないページに関しては減点評価を受ける危険性があります。GoogleはSEO対策方法を公開していますし、それに基づいてサイトを作っていれば数年かかったとしても必ず上位に上がってくるはずです。
そして、ブログを本格的に運営していくなら、独自ドメインで運用しましょう。アメブロなどのレンタルブログでは、PV数が上がっていたとしても、アメブロの評価が上がるだけです。自分のブログの価値が上がるわけではありません。
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