WordPressのおすすめ無料テーマ巡りその6「yStandard」。Wordpressの無料テーマを色々と試しているうちにたどり着いたのがこの「yStandard」。2020年の現在もこのブログで使用させていただいております。今のところ、カスタムがほぼ不必要という点において初心者が一番使いやすいテーマなんじゃないかと思ってます。
テーマを変更するなら、投稿数が少ないうちにやっておいた方が失敗した時のリスクは低い。これからブログを始めたい方で無料テーマ選択に悩んでいる方には「yStandard」をオススメします。デザインもいいですが、何より頻繁にアップデートが行われていることも重要。標準機能はほぼ備わっているので、無料テーマの中ではかなりレベルは高いと思います。
目次
デザインが整っている無料テーマ「yStandard」
2020年5月に大幅なアップデートを発表したyStandard。カスタマイザーも使いやすくなり、CSSを使わなくてもそのままで十分です。ブログ向けでもコーポレートサイト向けでも使えるデザインフレームワークがあるので、どんなサイトでも大体使えそう。他の無料テーマもどんどん進化しているので甲乙はつけがたいですが、なんとなく一番バランスがいいのかなと思います。
アップデートが頻繁、マニュアルもどんどん追加中?
もともとyStandardはカスタマイズありきの一風変わった無料テーマとして公開されていましたが、今ではプログラムやコードが分からなくても全然使える優しいテーマへ変化しています。使い方がわからなければ公式サイトに載っているマニュアルを見ればOK。丁寧に解説してくれているので助かります。(最新のアップデートに関しては順次公開中とのこと)
また、アナリティクスやAMP、アドセンスの設定もできることも大事なポイントですね。
yStandard専用拡張プラグインで文字のデザインも自由に
yStandardには専用の拡張プラグイン「yStandard Blocks」があり、記事の装飾(アンダーラインやブロック囲みなど)もできます。文字の装飾や、ブロックごとの余白や背景の追加、リンクボタンの追加もできます。→ yStandard Blocksの主な機能
ただ、今はWordPress本体の機能がどんどん追加されているので、今後は有料プラグインの開発を進めていくのではないかと予測しております。
yStandardのCSSカスタマイズ集
追加CSSでオリジナルデザインを作るための情報です。テキスト全体の色やサイズはbodyに指示をすれば変更が可能。記事のタイトルはh1、見出しはh2〜h4で設定ができます。
固定ページとその上の余白部分の背景色を変えたい
body.has-fixed-header, #content, .site-content, .content__main, .site-main{
background:#f2f3f6;
}
グループ化したブロックにアウトラインをつけたい
.wp-block-group{
border:1px solid #888;(太さと色は変更してね)
}
アーカイブのタイトル色を変更
.archive__item .archive__title a{
color:#285EA0;
}
ページ送り番号の色を変更
.pagination{
color:#285EA0;
}
フッターのコピーを非表示
#footer-poweredby {
display: none;
}
固定ページにブログカードデザインを作るCSS(エンボス風)
このブログのホーム画面は固定ページで作っているのですが、投稿アーカイブのようにカードレイアウトにしたかったんですよね。そこで、WordPressのカラム機能を使って3カラムのブロックを作り、カラムごとに「block」というclass名をふり、CSSでブログカード風デザインを作りました。
.block{
box-shadow:6px 6px 12px #b8b9be,-6px -6px 12px #fff;
border:1px solid #e9eaf1;
border-radius:10px 10px;
padding:25px;
}
仕上がりはこうです。
2020年の顔っぽくなりました。
ついでに、コードブロックの色をダークモードにするコードも。
.wp-block-code{
background:#333;
border-radius:10px 10px;
color:#fff;
}
あとは自分のオリジナルカスタマイズでどうぞ!