どんなときもWiFiの新プランと他社サービス比較!

2020-03-15
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2020年2月起きた大規模な通信障害により、一時的に新規受付をストップするなどの業務改善を図っていたどんなときもWiFiですが、ついに8月24日、容量無制限サービスの廃止を発表しました。(今のプランは10月末で完全廃止)

公式サイトで発表されていた内容によると、どうやら行政指導が入ったことで色んな問題点が浮き彫りになり、今の容量無制限プランを継続するのは運営上困難だと判断したからのようです。

どんなときもWiFiの代替えプラン5つ【容量無制限は廃止】

どんなときもWiFiを筆頭に、世に出ていた容量無制限のクラウドSIMサービスが軒並み容量制限のプランへ変更しています。今後、容量無制限のサービスが出てくるのは非常に難しいと思います。

どんなときもWiFiの容量無制限プランが廃止され、新たに発表された代替え新プランは5つです。他社のクラウドSIM&ポケットWiFi(モバイルルーター)とも比較して見てみましょう。

1.モバレコAir + どんなときもWiFi(データ30GB特典)

SoftBankAirと、どんなときもWiFiのU2端末がセットになった2台持ちプランです。家の中ではSoftBankAirが容量無制限で使え、外出用のポケットWiFi端末(今までと同じ端末)は月間30GBまで利用が可能。開始から2ヶ月は月額1,970円、3ヶ月目からは3,344円。契約期間の縛りは2年間(解約料は9,500円)。

内訳を見ると、どんなときもWiFi端末(30GB)は通常月額650円らしいのですが、キャンペーンで2年間は0円になっています。さらにキャッシュバックが最大5,500円使えるので、キャンペーン割引をフルに使えば2年契約で月額3,000円くらいで使える計算になるのでしょうか。最初の2年間で考えれば、結構お得です。

ただ、私のようにSoftBankAirのエリア外ならこのプランは使えません。

2.モバレコAirのみ

容量無制限のSoftBankAirのみのプランです。ポケットWiFiがなくなるので、外出先で使うことが多い場合はお勧めできないプランです。家で作業する方用。こちらはキャッシュバックが15,500円ついており、2年縛りの契約期間で換算すると月額2,583円(キャッシュバックを適応した場合)。固定回線と同じような使い方ですが、開設工事がいらないという点では便利なユーザーもいるはずです。

同様に、エリア外なら使えません。

3.SoftBank光

もはやモバイルでは無くなり、固定回線の提案です。キャッシュバックが29,000円ついてるので、これを機に固定回線に変えようと思っている方にはお得かも?ご自宅によってはどの回線を選ぶかで速度も変わるので、最寄りの基地局の回線を選んだ方がMAX速度に近づけると思います。

固定回線が引けないユーザーには使えないプラン。

4.Broad WiMAX

UQWiMAXです。WiMAXはエリアが決まっているので、先に確認しておいた方がいいです。容量は3日で10GBの制限がありますが、数あるポケットWiFiの中でも最速と評判なのがWiMAXです。契約期間は3年縛り(解約金最大19,000円)。キャッシュバックが11,500円あるので、3年使うとおよそ月額3,253円。

私はWiMAXエリア外なので、これまた無意味なプラン。

5.ライトプラン30GB(どんなときもWiFi)

どんなときもWiFi端末のみを継続して使うプランはこれだけになりました。月間30GBという劇的に少ない容量制限を設け、ライトプランとして生まれ変わっています。他社と比較してもこのプランを契約する意味はないと思います。さらに1日の制限は5GBとなっており、月額3,480円。高すぎ!他のポケットWiFiにしましょう。

結果「モバレコAir + どんなときもWiFi(データ30GB特典)」が一番お得?

モバレコAirエリア内で、持ち運びを重要視しない方にとってはプラン1の「モバレコAir + どんなときもWiFi(データ30GB特典)」が一番お得ですが、正直キャンペーンがなければ、どんなときもWiFiを使うメリットはありません。

私のように、継続してクラウドSIMのポケットWiFiを大容量で使いたい場合は、他社製品へ移行するしかないです。

容量無制限に近いクラウドSIMはこれ!

容量無制限のクラウドSIMやポケットWiFiは実質ありませんが、それに近いサービスはたくさんあります。

少し値段が上がってもよければ、1日10GBやそれ以上使えるポケットWiFiも存在します。「FUJIWiFi」や「限界突破WiFi」「iVideo」などがそれです。

他の格安ポケットWiFiなら1日3〜5GBが一般的なライン。詳しくはこちらの記事のまとめ一覧を見てくださいね。

どんなときもWiFiの解約と違約金について

2年以内の解約には通常の違約金がかかりますが、今回のように、異例の通信障害による契約不履行なら解約サポート対象内(違約金ゼロ)として対応してもらえます。例えば急に電波が入らなくなったとか、機器が不具合を起こしたとか、、、まずは関連会社のサービスへの移行を勧められますが、選ぶのは自由なので一度ご相談ください。特に理由がない通常の解約違約金は下記のとおりです。

  • 0〜12ヶ月:19,000円(税抜)
  • 13〜24ヶ月:14,000円(税抜)
  • 25ヶ月目:0円(更新 or 乗り換え月)
  • 26ヶ月〜:9,500円(税抜)

どんなときもWiFiの通信障害の原因は結局何だったのか

どんなときもWiFiに行政指導が入ったことにより、原因の特定が文書で公開されています(詳細はこちら)。結局のところ「運営側の管理ミスとスキームの崩壊」が一番の要因ですね。

報告書には「上位5%のユーザーがテラ容量を使い、総容量の20%が月の初旬に消えていた」と書かれていましたが、もともと容量無制限を謳っていたので、ユーザーがいくらテラ容量を使おうと責任はないはずです。運営側のグッドラックが詐欺だと疑われた原因はここにあります。

これについては「そもそもの容量不足に加え、その状況に気づかなかった運営システム」が問題だったとし、もともと完成されていたはずの容量無制限スキームに重大な落とし穴があったことを指摘し、一番の原因だったとしています。また、そのことが発覚したことで、今後の継続に関しては精緻な運用とリスクがあるとしてサービス終了に至ったようです。

クラウドSIMの仕組みが公開されたことでデメリットも明るみになってきましたが、要は低速モードへ切り替わるポイントは「短期間での大容量消費」によりキャリア側からストップがかかるということと、「会社が保有しているSIM容量」には限りがあるということがわかりました。連帯責任みたいなシステム?

どんなときもWiFiの通信障害を時系列で振り返る

2020年の2月に通信障害が起こり、ユーザーが原因不明な数カ月を過ごしていた間に一体何が起きていたのか。どんなときもWiFiが公表した報告書で、その実態が明らかになりました。2020年の2月頃から発生した通信障害を時系列で振り返ってみましょう。

2月21日通信低速化が発生。一部ユーザーからの報告で通信の低速化が認められる。(卸元へ調査と復旧を依頼)
【当時の状況】一部のユーザーが繋がらないと話題に。
2月25日「不具合復旧の申請フォーム」を設置。
2月26日障害の対応作業が完了したものの、引き続き通信の低速化が認められ復旧を続行。
3月1日不具合解消の見通しが報告される。データリセットにより低速化は復旧したとの報告が上がるが、2日以降も低速化は続き、再調査を依頼。
【当時の状況】原因不明だったのでTwitterで情報交換が始まり、ユーザーに不安がつのる。サポートへ連絡しても繋がらないのになぜか新規受付フォームやチャットは対応していることに怒りが爆発。
3月10日卸元より前月の利用量の実績と比較して高速通信利用可能なデータ容量が不足する可能性が高い旨の報告を受ける。
【当時の状況】サービスや対応への不満から詐欺だと騒がれ、総務省への通報も入る。#どんなときもwifi被害者の会が結成される。
3月20

22日
通信容量の追加増強作業を実施。
【当時の状況】まさかの回線停止要請が入り、全員がネット回線をストップor低速モード続行状態に。この状況で返金対応や代替えなどの補償がなかったことで大問題に発展、ニュースにも取り上げられる。
4月1日通信障害が終了
【当時の状況】解決したかのように見えたが、実際は一部ユーザーによるテラ容量の消費により、十分な容量が確保できていなかった。(低速モードの繰り返し)
4月1以降一部の大容量ユーザーに月間250GBの制限がかかる

原因を振り返ると、どう考えてもユーザー側はただの被害者。結局、用意していた総容量が足りないことが全ての原因。コロナによるテレワーク増加で想定外のことが起こったと言っていましたが、それもおかしな話で、そもそもTVCMをしている時点でユーザーの増加や大量消費は目に見えて明らかなんだから、容量は確実に増やしておかないとダメでしょう。

何も情報がなかったときの低速モードは、残り容量の奪い合いによるものだったんですね。過去の状況に関しては以下のハッシュタグで確認ができます。物凄い投稿数です。

  • #どんなときもWiFi
  • #どんなときも繋がらないWiFi
  • #どんなときもWiFi被害者の会

どんなときもWiFiだけが大炎上した原因【サポート体制の悪さと運営側の不誠実さ】

どんなときもWiFiが大炎上した原因は、明らかにサポート対応の悪さです。素早く原因を特定し、代替えプランを提案し、補償をする、この3つが絶望的に遅れました。ユーザーが離れることを恐れたせいか、なかなか他の会社へ以降させてくれなかったり、補償やケアが行われなかったり、サポートに連絡できなかったり、ただただユーザーはネットを使えないのにお金を払い続けなければいけないという状態になり、恐ろしく会社の株を暴落させました。

私が一番驚いた対応は、サポート側の「そもそも固定回線のような大容量消費を想定していない」という一言でした。外出先で動画配信する方もいるし、動画ストリーミングやオンラインゲームをする方もいるでしょう。私のように固定回線を使えない場合は仕事でクラウドSIMに頼るしかありません。使用用途はユーザーが考えるのであって、運営側に決められることではないはず。言い換えれば「大容量ユーザーは使うな」ってことですから。クラウドSIMのコンセプトはすごくいいと思っていましたが、クラウドSIMを使いたい人が使えない現実にはもはや「?」しか浮かびません。

他のクラウドSIMサービスでも同じように低速モードが続いたり、通信の不具合が報告されていましたが、早々に通信制限を設けたり、新規ユーザーをストップしたり、還付金があったりと、サポート対応の迅速さによって大問題にはなっていません。

クラウドSIMの今後【容量と速度が鍵】

クラウドSIMは性質上、キャリア回線が選べないようになっています。その場所でキャッチできる3大キャリア(NTT、ソフトバンク、KDDI)回線の中で、一番最適なものを選んで提供するシステムがクラウドSIMです。

ただし、どのSIMに繋がるかは提供各社の持っているSIMの数とキャリアにより異なるので、クラウドSIMだから遅いとか、通信障害が出るとか、そういう感じではないことが最近わかってきました。

一時、どんなときもWiFiの通信障害で「どんなときもWiFiの端末がほぼソフトバンク回線に繋がる説」がTwitterなどで話題になっており、「実際はソフトバンク回線一本なのでは?」という憶測も流れていましたが、これに関して運営側のグッドラックが「一部のキャリアSIMに頼っていた」と報告書で開示していたので、みんなの推測は当たっていたようです。

ただ、他のクラウドSIMサービスが一部のキャリアに頼っているのかどうかはわかりません。わかっていることは、提供元の持っているSIMがユーザーの数よりも少なくなれば通信が不安定になることと、ユーザーが多い時間帯は速度低下が見られるということくらいです。これはマンションタイプの光回線でも同じだと思います。

クラウドSIMの仕組みを見れば、この結果には納得。

クラウドSIMの仕組みとサービス比較!【デメリットやおすすめも紹介】 – freespace

国内の離島、山、僻地、キャンプ、海外など、広角エリアで使える「クラウドSIM」。…
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クラウドSIMは大容量ユーザー(月間100GB以上)には不向きなサービス

以上のことから、月間100GB以上を使うユーザーが快適にネットを使うには固定回線をおすすめします。もしくはモバレコAirなどの固定回線に近いサービスか、2台持ちか。私のように固定回線を引けない離島などで使う場合には、少々高くても大容量のクラウドSIMを契約するしかなさそうです。格安クラウドSIMのポケットWiFiはやはり不安が残ります。

どんなときもWiFiの通信状況と速度、安定性について

ついでに、過去のどんなときもWiFiユーザーとして、どんなときもWiFiのクラウドSIMポケットWiFi(主にU2sシリーズ)について書き残しておきます。

どんなときもWiFiの容量制限とユーザー制限により、今は通信状況が改善されているかもしれませんが、わりと頻繁に速度制限や電波が繋がらない状況がありました。そんなときの対処法は「設置場所の移動」か「再起動&リセット」という対処法で乗り切るしかないです。

私が使っていた地域(瀬戸内海の離島)では、ソフトバンク回線が一番強く、下り20〜40Mbpsでした。ただソフトバンク回線がなかなか掴めず、KDDI回線に繋がることが多かったです。KDDI回線は下り3〜10Mbpsくらいだったので、快適とはちょっと言い難い。大容量ファイルのアップロードやダウンロードは「遅!」と叫びたくなる勢いでした。YouTubeなどの動画は普通に見れます。

WiFiの速度テストはこちら

どんなときもWiFi(クラウドSIM端末)が繋がらない時の対処法

どんなときもWiFiや、クラウドSIM端末が繋がりにくいときや速度が低下している場合は、とにかく「再起動(本体横のボタンを長押し)」か「リセット(起動ボタンの上にある小さなリセットボタンを押す)」です。ダメなら場所を移動して電波を掴みなおします。私の経験上、屋根に近い場所が一番電波をキャッチできます。とにかく障害物が少ない上の方。

WiFiマークが点灯しているのに遅い(弱い回線)

WiFiマークが点灯しているのに低速モードが続く場合、弱い電波を掴んでいる可能性があります。再起動かリセット、場所の変更で復旧するので、いい電波を掴むまで繰り返しましょう。(電波の強度が3つ以上あれば大丈夫)

電波マークが点滅している(回線を掴めていない)

電波マークが点滅しているときは、電波がなくWiFiに繋がっていないことを表しています。この場合は、電波をキャッチできる場所に移動するか、新たに飛んでくる電波を待つしかありません。

  • 【再起動】左横にある電源ボタンを長押し(全部のアイコンが消えてから光るまで)
  • 【強制再起動】電源ボタンを18秒長押し
  • 【リセット】電源ボタンの上にある小さなボタンを先の尖ったもので「5秒間」長押し
  • 【電波強度の確認】電源ボタンを押し、電波マークが点灯したら、下の丸い4つの点の数を見る(3個以下は弱い)

これでも解決しない場合は障害の可能性があるので、サポートへ連絡してみましょう。

どんなときもWiFiのサポート窓口【電話orフォームorメール】

再起動やリセットをしても繋がらない、低速モードが続く場合は、どんなときもWiFiの公式ページから報告をしましょう。場所はトップページの下部あたりにある「既にご利用中の方はこちら」から入れます。

次のページに「異常症状でお困りの方はこちら」というボタンがあるので、ここから報告フォーム画面へ入ります。

報告することにより、後々のトラブル回避やサービス向上にも繋がります。また、今回の通信障害のときのように、いつから繋がらなくなったのかという記録にもなります。

補償問題になったときにも、時系列で記録を残しておくことは大事です。

どんなときもWiFiの問い合わせ先(電話番号)

どんなときもWiFiの問い合わせフォームは、ネットが弱いと送信ボタンが押せない不具合があります。そんな時はサポート窓口へ電話しましょう。電話番号は「0120-048-277」です。