イラストがスマホで描ける無料アプリ「Tayasui Sketches」

2020-04-08
アプリケーション

手書き風のイラストがスマホで描ける無料アプリ「Tayasui Sketches」が非常に便利です。スマホ以外にもパソコンやiPadなどのタブレットでも使えるので、家でも外でもスケッチブックやメモ帳代わりとして活躍してくれます。

イラスト制作アプリ「Tayasui Sketches」が簡単!スマホやiPadがスケッチブック代わりになるアプリ

イラストを作る方法として、イラストレーターのオートトレースを使って手書き風文字やイラストを描く方法や、筆圧を検知するペンタブを使って描く方法などがありますが、もっと簡単で手軽に作るなら、スマホやiPadに直接描けてデータ化できる「Tayasui Sketches」がおすすめ。

使い方は指やタッチペンを使ってなぞるように描くだけ。指がペン&消しゴム、スマホがノート。複雑な説明もなく感覚的に描け、太さも色も簡単に変えれて、消しゴムのようにさっと指で消せて、、、まるで紙とペンを使っている感覚で使うことができます。スマホがノートになれば便利なのになーと思ってる方にはとてつもなくフィットするアプリ。

Tayasui Sketchesの使い方【イラストを描いてみよう!】

Tayasui Sketches は App Store からインストールできます。こんなアプリです。

Tayasui Sketches app

スクショを見てもらえればわかりますが、使いこなせるようになれば結構ちゃんとした絵も描けます。本当にノートと色鉛筆、カラーマジックなどを持ち歩いている感覚です。タブレットやPC版もあるので、広いノートに書きたければiPadの方がいいかも。

私がささっと書いたイラストで、無料版で出来る機能を解説します。

Tayasui Sketches スケッチイメージ

Tayasui Sketches 機能一覧(左上から)

  • 一つ戻るボタン
  • オプションボタン(設定/インポート/エクスポート/録画)
  • 新規ノート追加
  • レイヤー操作(表示非表示/ペーパー変更)
  • 不透明度とペンサイズ
  • ペン各種(塗り/テキスト/ブレンド/ナイフ/定規)
  • 消しゴム
  • カラーパレット

なんと適当なアメリカンボーイ。このラフ感は指で描いているからこそなせる技。名前はマイケルにでもしておきましょう。

各機能はタップすると使えるようになっています。背景のグリッド線は用紙設定(ペーパー変更)のところで変更できます。ノートみたいな罫線にもできるし、真っ白にもできる。ざらついた和紙風もありました。

エクスポート(保存形式)は「jpeg」「png」「psd」に対応。イラストレーターの「ai」データも読み込めました。PC版ではA4サイズやカスタムサイズなど、用紙サイズも自由に変更できました(スマホ版にはなかったかな?)。出力解像度は問題なさそうです。

では次に、メイン機能「ペンツール」の説明です。使えるペンはこの通り。結構すごい!

Tayasui Sketches ペンツール

Tayasui Sketches ペンツール(左上から)

  • シャープペンシル(鉛筆)
  • 先細ペン(サイズは変えれる)
  • マジック(〃)
  • 太筆(水彩)
  • 細筆(筆ペン)
  • クレヨン(チョーク)
  • 刷毛(ペンキ)
  • エアブラシ(スプレー)
  • 塗り潰し
  • テキスト(フォント4種)
  • インク
  • ブレンド(ストロークで)
  • ナイフ(切り取り)
  • 定規、分度器

色々使えます!色を重ねていくと乗算がかかって濃く重なっていくのもリアルでいい感じ。水彩画風の表現も簡単に出来ます。

基本的にはフリーハンドでイラストを描くのがメインのツールなので、テキストのフォントの種類は少ない。可愛くてゆるいおしゃれ系のフォントが4つほど選べました。ブレンドが使えるのも結構いいですね。色と色の境目をなじませることでグラデーションが作れます。

ナイフツールも使いやすいです。指でなぞってスライドするだけで切り取り&移動ができちゃう。感覚的に操作できるイラストレーターって感じかも。イラストレーター のペンツールやブラシツールだけをごっそり抜き取った感じ。

次に、カラー変更のやり方。

Tayasui Sketches カラーパレット

Tayasui Sketches のカラーパレット

  • 初期カラーは30種類が並んでる
  • 色を長押しするとカラーの編集ができる
  • 好きな色を選べる
  • 下の色相バーで色味の変更ができる
  • 右上のオプションでRGB数値の変更ができる
  • カラーコードも入力できる
  • 作った色をパレットに追加できる

感覚的に色の変更ができるのが便利です。

右下にある四角いカラーボックスをタップすれば、ずらっと色が上に並んで表示され、さらにその色を長押しすると、上の画像のように色の編集モードが現れます。色相と彩度を自由に選べますね。

また、スウォッチ的な機能もあり、自分がよく使う色だけをカラーパレットに追加することもできる。色の追加も削除も+-ボタンで簡単にできます。

ノートとして使ってもよし、スケッチブックとしてラフな絵を描くのに使ってもよし、手書きイラストを作るためにスイッチ的に利用してもよし!今はイラストレーターだけでなく、いろんなツールが溢れているので自分のスタイルに合った使い方でカスタムしていきましょう。

パソコンで「Tayasui Sketches」を使う場合は、ペンタブがあった方が描きやすいし便利です。私は格安ペンタブ「XP-PEN」を使っていますが、結構使えますよ。興味があればぜひ。数千円でこれだけ描けたら十分!

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