WebサイトとWordPressブログを、ロリポップからConoHaWing(コノハウィング)に移行しました。
サーバー移行検討の際、一番人気の「エックスサーバー(Xserver)」にしようかと思っていましたが、決め手となったのはConoHaWingの「自動バックアップ(無料)機能」です。
さらに最速との呼び声も高いので、好奇心でこちらを選択してみました。定番より革新が好きな私の選択は、果たして正解なのでしょうか?検証してみます!
目次
ConoHa Wing(コノハウィング)の特徴【他社サーバーと比較】
ConoHaWingには、他のレンタルサーバーよりも多くのメリットがあります。特に魅力的なのは次の3つ。
- WordPressやWebサイトのスピードが爆速になるらしい(重要)
- 無料の自動バックアップ機能がある(プラグインいらないので便利)
- WordPressサイトの移行が超簡単(プラグインいらないので便利)
サイトの速度改善は、今後のユーザビリティを考える上で重要です。ユーザーの離脱を防ぐのは快適な速度の提供。Googleが推奨しているのは「2秒以内に開くページ」らしいので、ConoHaWingが売りにしている高速化は、サーバー選びにおいてかなり大事な部分です。
そして、見逃せないのが無料の自動バックアップ機能。WordPressサイトは、育てば育つほどバックアップが大事。通常はプラグインを使ってバックアップを取りますが、サーバー容量を圧迫したり、サイトスピードに影響が出たりすることも考えられるので、サーバー側でバックアップを取っていた方が安全で確実。エックスサーバーでは有料のサービスなので、これは大きなメリット。
さらに、簡単なサーバー移行(サイトの引越し)も魅力です。「簡単移行♪」を売りにしてるプラグインはほぼ有料。しかも、サイトが大きくなればなるほどエラーが怖い。それならサーバー側のサポートを受けられる方が、絶対に安心。実際に私も簡単移行に成功しました。
半日あればすぐに乗り換えできる、そんな手軽さが魅力です。
ConoHa Wing(コノハウィング)でWordPressを移行した結果【HTML/WordPress】
今回、私がロリポップからConoHaWingへ移行したのは2種類のWebサイト。「HTMLサイト」と、その中に入っている「WordPressのブログサイト」です。
HTMLサイトとWordPressサイトでは、移行方法が少し違います。WordPressサイトは「WordPressかんたん移行」を使って自動移行し、HTMLサイト(静的サイト)はFTPサーバーを使って手動で移行しました。(ConoHaWingお乗り換えガイド:STEP.3を参照)
WordPressの自動移行は本当に簡単で、一瞬で終わりました。途中、PHPのアップデートによる互換性の不具合でログイン項目エラーが出ましたが、WordPressの管理画面でログインとログアウトをすれば解決しました。(アップデート後にアドレスを再認識させる)
HTMLサイトの場合は、FileZillaなどのFTPソフトを使って移動すればOK。元のサーバーからデータを取り出し、新しいサーバー内に設置するだけ。ConoHaWingのファイルマネージャーを使ってもOK。
移行するときはフォルダの置き換えに気をつけてくださいね。
ConoHa Wing(コノハウィング)への移行注意点【独自SSLとDNS設定】
独自SSL(http(s):)を設定せずにDNSサーバーを変更してしまうと、DNSが浸透するまでの間「保護されていないサイト」として警告ページが現れ、サイトがいつものように表示できなくなります。
ということで、WordPressサイトの移行が終わったらまずは「サイト管理 > サイトセキュリティ」項目で無料独自SSLをONにし、それからDNSサーバー設定を変更した方がいいです。
もしくは、「DNS」項目で元のサーバーのIPアドレスを入力しておくだけでも大丈夫みたいです。DNSにちょっと苦手意識がありましたが、問題なくクリアできました。浸透に20分くらいかかったかな?
ConoHa Wing(コノハウィング)の速度測定(本当に速い?)
GoogleSpeed Insightsを使って、ロリポップとの数値と比較してみました。
私のサイトではGoogleアドセンスを導入しているため、スクリプトや画像が結構なウェイトを占めてしまい、そこまでの大きな変化はなし。
ただ、数値よりも実際に使ってみた感じのスピード感はかなり実感できます。特にページ移動や更新作業など、体感速度がかなり速く感じる。一度ロードしたページは最速で表示されます。これはロリポップではなかった感覚です。メディアライブラリヘの画像アップロードもかなり速い。
ConoHa Wing(コノハウィング)の料金【キャンペーン適応で格安!】
ConoHaWingは通常の料金で契約するよりも、キャンペーン期間を待った方がかなり安く契約できます。
1年契約、2年契約、3年契約と3種類が選べるのですが、当然ながら3年契約が一番安くなります。月額600円台も叩き出すので、エックスサーバーよりもお得に使えます。
さらに、独自ドメインの永久無料サービスもついてくるので、これからWebサイトやブログを運営したい人にはお得なパックとなります。かなり大規模なサイト出ない限り、ベーシックプランで十分ですよ。
ConoHa Wing(コノハウィング)でモリサワフォントが使える!
モリサワフォントといえばデザイナー御用達のフォントですね。AdobeCCを使っている方なら必要ないのかもしれませんが、日本語フォントが色々使えるとデザインの幅が広がりますね。モリサワフォントが33種類、無料で使えます。
ConoHa VPSではオンラインビデオ会議「Jitsi Meet」が使える!
ConoHaWingとは別で、ConoHaVPSという仮想サーバーのレンタルもあります。これはテレワーク向けの「STAY HOME応援企画」で、自宅で快適に作業ができるようなツールが揃っています。
例えば、自宅でもMacでもWindows環境で仕事ができるよう、仮想サーバーにリモート接続できる「ConoHa for Windows Server」や、Zoomよりもセキュリティが高く安全と言われている「Jitsi Meet」を使ったテレビ会議など、多様な働き方に対応できるツールが使えるみたいですね。(Windowsは有料)
初めてレンタルサーバーを使おうと思うとき、色々調べても、老舗であるエックスサーバーやロリポップの情報が多く、新しいConoHaWingまでたどり着かないかもしれませんが、結構快適ですよ。打倒エックスサーバー感が伝わってきます。エックスサーバーと比較してみても大きな差はないので、ぜひご検討ください。
私も使ってみるまでは結構半信半疑な感じでしたが、実際に使用から3ヶ月ほど経過した今、特に問題もなく快適に利用できています。個人的にはお勧めしたいConoHaWing。