Googleアナリティクスの使い方【ここを見ればサイトの改善点がわかる】

2020-07-01
SEO

Googleアナリティクスのトレーニング録画を見終えました。今回は「Webサイト運用、改善のために見るべき項目」についての説明です。

アナリティクスにはたくさんのメニューがあり、どこを見れば具体的な改善策が得られるのか分かりにくいですよね。とりあえず初級編として、今回紹介する場所さえ見ていればユーザーの行動分析ができそうです。
(※画像はGoogleトレーニングビデオから拝借しております)

ユーザーの特性を見る【アフィニティカテゴリ】

「ユーザー > インタレスト > アフィニティカテゴリ」では、Webサイト訪れるユーザーがどんなことに興味を持っているのか、ユーザーの趣味趣向が分かります。これにより、今後どんなコンテンツを増やせばいいのか、カテゴリを絞っていくことができます。

ユーザーが使っている機器を知る【デスクトップ or モバイル】

同じく「ユーザー」項目のにある「モバイル > 概要」では、デスクトップPCとモバイル、タブレットの割合を見ることができます。モバイルが多い場合はモバイルファーストでデザインを作った方がいいですね。

また、「モバイル > デバイス」では、使われている機種やメーカーを見ることができます。

ユーザーの滞在時間を見る【エンゲージメント/セッション時間】

アナリティクスのメニュー「行動 > エンゲージメント」では、ユーザーがWebサイトに滞在した時間が分かります。各ページ毎に見ることは出来ませんが、どのくらいの人にハマっているのか、また飽きられているのかということがざっくりと分かります。

エンゲージメント

ユーザーの訪問ページ数を見る【エンゲージメント/訪問時のページ数】

滞在時間と同じ場所で、ユーザーがサイトを訪れてから何ページ見て離脱したのかが分かります。これは回遊率を見るのに効果的です。1ページだけ見て帰った場合と、何ページか見て帰った場合では全然違いますよね。1ページだけ見て帰った数字が増える=離脱率が高い、となります。

ユーザーの離脱したページを見る【離脱ページ】

ユーザーがWebサイトを去った最後のページが確認できます。ページセッションが少ない場合はほとんどがアクセス数と同じ数値になりますが、セッションが多い場合は、特定のページで離脱されていないかをチェックすることができます。離脱を少なくしたり、回遊率を上げるために見ておきたい場所。

離脱ページ

ユーザーのサイト内での行動を見る【行動フロー】

「行動 > 行動フロー」から、ユーザーが最初のページを訪れてから離脱するまでの行動を見ることができます。どのリンクに興味を持ったのか、何を探しに来たのかなどを分析できます。

行動フロー

ユーザーが最初に訪れたページを知る【ランディングページ】

「行動 > サイトコンテンツ > ランディングページ」から、ユーザーが一番初めに訪れたページをランキング形式で見ることができます。

ランディングページ

Webサイトとページの速度を知る【サイトの速度】

Webサイト全体の平均速度と、ページ毎の速度を見ることができます。サイトの速度は速ければ速いほどいいと言われており、理想は2秒以内、平均で3秒、5秒以上になると改善が必要ということになります。速度改善は、離脱率の低下にもつながります。

サイトの速度

SNSなどの流入元を見る【参照元/メディア】

WebサイトのPRとして、TwitterやYouTube、FacebookといったSNSメディアを使っている場合、どこからWebサイトへ流れ込んでいるのかを見ることができます。

成果があるSNSに絞ってマーケティングを仕掛けていくことができます。

参照元メディア

問い合わせ数、リンククリック、ダウンロード数などを見る【ゴールの設定】

アナリティクスの「管理 > 目標」で設定した目標の達成率を見ることができます。ダウンロード数を見るには「Googleタグマネージャー」と連携して設定しないといけないみたいなので、設定が完了したらこちらにリンクを貼っておきます。

ゴールの設定

ざっくりとこんなところでしょうか。数字で出てはいても、ここからのロジカル戦略が難しいですよね。