CSSで固定のフレーム枠を作る(額縁のような奥行きのあるエフェクト)

2020-08-28
Web素材

CSSで固定されたフレーム枠(額縁のようなフレーム)を作る方法です。マスクやクリッピングなど、いろんな方法を試しましたが結局再現できず。一旦落ち着いた方法を書き残しておきます。

CSSで四角い型抜きオブジェクトを作る

作りたかったのは、こんな感じのフレーム枠です。(イラレで作ったサンプル)

型抜きオブジェクトサンプル

写真を飾るような額縁フレームのデザインです。これを画面の前面に固定し、後ろの要素をスクロールしたときに奥行きが出るような表現をしたかったんですね。

例えばIllustratorで作るなら「マスク」や「クリッピング」「パス抜き(前面オブジェクトで型抜き)」という方法がありますが、Web上で作るとなるとCSSで処理しないといけないので、それができるコードが必要です。

例えばマスクなら「mask」プロパティ、クリッピングなら「clip/clip-path」プロパティが使えるんですが、内側を表示するサンプルはたくさん出てくるけど、外側を生かす方法が見当たらない。

つまり、内側を切り抜いて外側を残すような型抜き方法がいくら探しても見つからなかったんですね。多分需要が少ないんだと思いますが、、、

じゃあ反転すればいいのでは?と思って調べても、都合よく反転できるプロパティがなさそう。

となれば、あとは枠線を極太にして内側表示にするという方法しか残っていませんでした。

borderでフレームオブジェクトを作る

オブジェクトで型抜きを作れないなら、中抜きの枠線を太くしてオブジェクトに見立てるしか方法はなさそうです。

ありえない数値ですが、borderを120pxまで拡大し、さらに「display:fixed」で画面に固定します。これでフレームが完成します。

borderは内側につけないと画面の外にはみ出ちゃうので「box-sizing: border-box」でボックス内に収めます。

あとは、レイヤーの奥行きを出すために「box-shadow」か「filter:drop-shadow」で陰影をつけます。

この陰影だけを乗算する方法が、、、見つかりませんでした。「mix-blend-mode」ではフレーム全域が乗算されるので、後ろ側が透けてしまいます。

実験的に作ったコードをCODEPENで実装してみたので、よければどうぞ。

See the Pen eYZvNKe by officehojo (@officehojo) on CodePen.

CSSエフェクトやコードが使える!CODEPENやCSSDeckが便利

今回、初めてCODEPENを使ってみましたが、とても便利に使えたのでおすすめします。アカウント登録をすると、オンラインのブラウザ上でコード実装を実験することができる超便利なツールです。打ち込んだコードは横のプレビュー画面でライブ更新されていくので、煩わしい動作もなくいろんな方法が試せます。開発の方々に愛されているプラットフォームなんですね。

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