インターネットサービスとそのメリットデメリット

2021-02-20
ネットリテラシー

みなさんこんにちは。
office hojoのブログ『freespace』の更新を手伝う事になりました、檸檬書房(れもんしょぼう)と申します。
もともとWEBデザイナーとして仕事をしているのですが、職場の人間やその取引先でネットリテラシーに関する課題を見て、世の中の人々が少しでも快適にネット社会で生きていけたらいいなぁという思いからここに綴らせてもらえることになりました。
どうぞよろしくお願いいたします。

さて、2020年初頭から始まった新型コロナウイルス感染症対策により
職場ではテレワークや在宅勤務、学校ではオンライン授業が始まるなど
インターネットを介して仕事・学習する機会が劇的に増加した昨今。
パソコンやスマートフォン、タブレットはもちろん
家庭用ゲーム機でもほぼすべての機種がインターネットに接続する機能を備えています。

気軽にインターネットを使えるようになった反面、インターネットは『目の前にいない様々な人間と繋がれるツール』であり、危険もたくさん潜んでいます。
したがってルールとマナーを守って正しく使用することが大事です。

今回はインターネットを介して使用できる主なサービスと、そのメリットデメリットをザックリと説明します。

インターネットサービスの種類

WEBサービス

インターネット上で情報を公開するWebサイトのためのサービス。
「Webサーバー」と呼ばれるものを介して情報のアップロード、閲覧することが出来る。
Webブラウザという専用のソフトウェアでURLを指定し、サイトを閲覧する。

メリット

  • 辞書を引いたり文献を探す手間が無い。
  • 手軽に自分に必要な情報を入手することが出来る。

デメリット

  • インターネットの情報は誤情報、偽情報も多分に含まれているため正しい情報を見極める必要がある。

WEBブラウザソフトの例

  • Google Chrome
  • Firefox
  • Safari
  • Microsoft Edge
  • Internet explorer(2021年8月サポート終了)

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)

現在ほぼ全ての人が使用しているであろうサービス。
インターネット上での人と人とのつながり、交流を通して社会的ネットワークを構築することを促進・支援する。

メリット

  • 利用者が多く、人間関係を構築しやすい。
  • リアルタイムの情報が入って来るため情報収集に適している。
  • 自分の趣味や属性(学校・会社等)の合う人と気軽に繋がることが出来る。

デメリット

  • 人と人とのかかわりがあるためトラブルが発生しやすい。
  • 顔写真の投稿、個人情報の記述が他人に見られることによりプライバシー侵害の恐れがある。

SNSアプリケーションの例

  • Twitter
  • instagram
  • Facebook
  • TikTok

電子掲示板

「スレッド」と呼ばれる部屋を作り、その中で記事を書いたりコメント(レス)を付けることが可能な仕組み。

メリット

  • 様々なトピックスがあり、興味のある話題について不特定多数と情報を共有することが出来る。

デメリット

  • 誹謗中傷の温床となるスレッドもあり、閲覧には注意が必要。

電子掲示板サービスの例

  • 5ちゃんねる

電子メール

「メールサーバー」と呼ばれるものを介して、郵便のように情報等を交換するサービス。
文書ファイル(PDF)や画像(JPG、PNG)などを添付ファイルとして扱うことができる。

メリット

  • 郵便で送るよりも相手に届くまでの時間が短いので一日に何通もやり取りが出来る。
  • 文書ファイルや画像を印刷する手間が省ける。

デメリット

  • 昨今巧妙なスパムメール(迷惑メール)が増えており、その中にコンピューターウイルスを含むものもある。差出人不明のメールをむやみに開けない慎重さが必要。
  • メール不正アクセスされた場合、添付した文書や画像が盗まれる可能性がある。

電子メールソフトの例

  • Gmail
  • Yahoo!メール
  • 携帯電話会社のキャリアメール

チャットサービス

テキストチャットやビデオチャットなど、リアルタイムでコミュニケーションが取れるサービス。
画像の送信やURLリンクの貼り付けも出来、情報交換に役立つツールとしてもシェアを広げている。
現在はゲーム内でもプレイヤー間での交流のためチャット機能を持つものが多く存在する。

メリット

  • 気軽に使用できる。
  • 一度に複数人とリアルタイムで連絡を取り合うことが出来る。

デメリット

  • ログ(過去の会話)が流れていくので読み返すのが難しい。
  • 「既読」が表示されるとすぐ返信の強制感が出る。
  • SNS同様、人間関係でトラブルに発展する危険がある。

チャットサービスソフト・アプリケーションの例

  • LINE
  • chatwork
  • discord

ブログサービス

投稿された記事を主に時系列に表示するWebサイトのこと。
個人の考えや社会的な出来事に対する意見、物事に対する論評、その他情報を広く一般に公開することができる。

メリット

  • 自分の考えを自由に表現することができ、共感してくれる仲間を集めることが出来る。
  • 専門書だと理解が難しいものも分かりやすく嚙み砕いて説明してくれる記事もあり、学習したいことへの理解が深まる。

デメリット

  • 意見の相違から対立や非難を受けることがある。
  • 一個人の意見が記されていることもあるので、一記事だけをみて情報を鵜呑みにするのは危険な場合がある。

ブログサービスの例

  • WordPress
  • はてなブログ
  • Amebaブログ

ネットショッピング

新型コロナウイルス感染防止対策により外出規制がかかったことで爆発的に増加したサービス。
オンラインショップ、ECサイト、などと呼ばれることもある。

メリット

  • 出掛けなくても家で思い立ったときに買い物が出来る。
  • 在庫が無いため他店から取り寄せ、というロスが少ない。

デメリット

  • 買い物をしてから届くまでに多少時間がかかる。
  • 配達のために個人情報を記すため、情報漏洩時に被害に遭う危険がある。

ショッピングサイトの例

  • Amazon
  • 楽天市場
  • ZOZO TOWN

ネットバンキング

オンラインで所有する講座の残高確認や振込、振替等が出来るサービス。

メリット

  • ATMの利用可能時間外でもサービスが利用できる。
  • 振込や振替の手間が少なくなる。
  • 同一銀行間での振替は手数料が発生しない場合がある。

デメリット

  • トラブルがあった場合にすぐに対処できない場合がある。
  • 情報漏洩時に被害に遭う危険がある。

ネットバンキングを使っている銀行の例

  • ゆうちょ銀行
  • 三菱UFJ銀行
  • 三井住友銀行

いかがでしたでしょうか。
これからは上記のサービスにおけるルールやマナー、トラブルの事象や対処法なんかを記してみなさんのお役に立てればと思っております。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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